慶良間ツアー記
2003.10.10.〜13.



8名のダイバー?で行ってきました。のんびり過ごす癒しの島へ!!
今回慶良間ツアー記は始めてなので、まずはじめに島の紹介です。

沖縄の西方約40キロにあり、大小24余りの島からなる慶良間諸島は、
昔はカツオ漁で有名な島だった
が、今ではダイバーなら誰でもが知っているダイビングパラダイスとなっている
島の人口は座間味島、渡嘉敷島、阿嘉・慶留間島の合わせて約1600人
ダイビングサービスは約56件、ダイブスポットは100個所ぐらい
今回訪れた島は座間味島で、人口約600人

もうかれこれ通い始めて20年ぐらいになるだろうか。
昔は泊まるところも少なくプレハブ造りだったのに、今では立派なホテルまである。
今回使うダイビングサービスは、なんか聞かれても恥ずかしくなりそうな名前の
宮城 清氏 率いる、ダイビングチーム『あなたの清』
彼との付き合いも20年ぐらいになる。
生まれも同じ年で何でも話せる遠くにいる友人でもある。
彼も今まで居たショップを離れて自分のサービスを今年の7月から始めたので
お祝いを兼ねてツアーに行って来た。


さてココからが本当のツアー記です。。。


10月10日 




早朝からそわそわして早く目が覚め家の中をウロウロしていると、
「まだ寝るんだから早く出て行って!」
と言われつつ6:30にお店へ行く。
ピグ(飼い猫)の餌の用意をしてお客様を迎えに行き空港へ。
8:40那覇へ向けて7名のダイバーは飛び立った。
沖縄上空から海を見ると風が強く大荒れ、
「島までたどり着けるのだろうか・・・」と、心配にはなるが、
まぶしいほどの空が広がっている。
空港に着いてジャンボタクシーで移動。
耳の遠いお年よりの運転手に文句を言われながら、
早速泊港の(とまりん)へ向う。
チケットを手に入れ食事へ。ここでもう一人の参加者と合流した。

ここで今回の参加者を紹介しておくことにしょう。
佐賀から参加の堤さん(沖縄で合流)、鹿児島から参加の森松さん、
ツアー皆勤賞の町元さん、ひばり野さん、親子で参加の岡本さん、
小学生ダイバーのまりえちゃん、妹のゆうかちゃん、
それに引率ラクターの私ふくちゃん。

とまりんの2階のレストランで沖縄料理を食べゴーヤジュースを呑んだ。
身体には良いとわかっているのであるが「ウ〜〜まずい。苦〜〜い。」
13:00発の座間味丸に乗って座間味島へ向かった。
泊港を出て40分ぐらい走ると船がゆれてきた。気分が悪くなる人がいるようだ。
「うちのお客さんはこれぐらいの波大丈夫ダ!」と思いきや・・・ゆうかちゃんの顔色がおかしい。
1時間30分で阿嘉島に到着。透明度のよさにみんなびっくり!!

15:15分目的地の座間味島に到着。港に出迎えの清君と2年ぶりの再会となった。
「お互い年をとったなぁ」としみじみ言い合い、
「気持ちだけは20代のつもり・・・(笑い)」とも慰めあった。なんとも虚しい。


宿泊先へ
宿泊先は役場の前にあるレストハウス「あさぎ」
今、島でも話題の宿泊先、施設も充実しているし綺麗!女将さんもやさしくてお薦めの宿だ。


早速みんなで準備してどきどきの1本目
早速
1ダイブ目16:35
ポイントは、安慶名敷島の横にある
『アダン下』
潜水時間16:35〜17:22 最大水深16.8m 水温28.2℃ 透明度25m
水深5mの所にアンカーブイがありそこから入っていくと、水中は流れも無く穏やか
水深を18mぐらいまで下げていくといくつかの根があり、
根の回りにはスカシテンジクダイなどや光る貝ウコンハネガイ、ハダカハオコゼ
ウツボをクリーニング中のアカシマシラヒゲエビなどが見られた。
浅いところに行くと面白い珊瑚のモニュメントが見られた
鉄の棒に移植され大きく育った珊瑚達 先日は、西日本新聞にも紹介されていた。

宮城清氏、撮影だそうです。
みんな、ゆっくり、のんびりのダイビングはジタバタする人も無く終わった。
と思っていたが・・・・・岡本さん船の上で『何が居たんですか?』だって
もうみんな大笑い次からはちゃんと見ててね!
さあ!楽しみのビール
器材を洗うよりシャワーを浴びるよりビールが飲みた〜あい。
でもきちっと後かたずけをしてオリオンビールで乾杯!!くぅう、この一口がたまりません。

さてお楽しみの夕食は、バイキングスタイル、刺身あり、沖縄料理あり、
スープやフルーツまでみんな食べ過ぎないでね特に000ちゃん僕みたいになっちゃうよ!
たらふく食べた後は、ログ付け&買出し、そして泡盛タァ〜イム!

 
 泡盛のおいしいのみ方・・・シークワーサーで割るとおいしく呑めますよ。
  シークワーサーにはガンも抑制する成分が入っているとか・・・お試しあれ
  おつまみはビンに入ったピーナツ 通称「ビンピー」おいしいですよ。
  沖縄限定なのでお土産にも最適です。


今回のお客様は皆さん深酒する人が少なくなんとグリート始まって以来22:30には
熟睡していた。


10月11日


10/11朝風がバタバタと洗濯物をたたく音で目が覚めた。
風が相変わらず強く宮崎だったら潜れそうに無い
でも、ここ慶良間はまったく問題ない。ほんとにうらやましい!!
さあ朝食!朝もバイキングスタイルでパン、ごはん、スクランブルエッグ、
ハム、ウインナー、ベーコン、サラダ、野菜、コーヒー、牛乳、ジュース、
朝から食欲旺盛の000ちゃんおかわりの連続、さすが育ち盛り!
たくさん食べてしっかり潜ろうね。今日はナイトダイビングもするぞ!



さあ!
1ダイブ目のポイントは慶良間を代表するスポット『ニシバマ』
潜水時間9:23〜10:11 最大水深25.7m 水温28℃ 透明度35m
真っ白い砂と水中のブルー色のコントラストが綺麗なのと、
あちこちに点在する根にキンメモドキやスカシテンジクダイが群れ
アザハタやケラマハナダイが人気!
慶良間がメジャーになったのはここのおかげという説もあるほど
白い砂浜に石ころが落ちていると思ったら戦争当時の機銃砲車の玉でした。
そうです戦時中はたくさんの人達が亡くなっているのです。
もう二度と戦争などしたらだめですよね!



2ダイブ目
『安室漁礁』
潜水時間10:59〜11:42 最大水深14.9m 水温28.6℃ 透明度20m
ここのポイントには四角い漁礁が二箇所に山済みに沈められており
その周りにはタイワンカマスやツバメウオが群れている。
20年前を知っている僕は凄く物足りない。
もっとたくさんの魚がウジャウジャいたのに、
こんなに少なくなってしまったのが残念だが、まだいろんな魚に出会える。
2本目は2人休憩でみんなカメラを持って潜っていた。
水中に下りるとタイワンカマスの小さな群れがいたので、
写そうと近づくといきなりガイドさんがストップのシグナルを出す。
「も〜お何もいないじゃ無いの」僕としたことが足の下にアカウミガメが・・・
とうとう目と目が合ってしまった。当然亀が逃げ出してしまった。
皆さん、本当にごめんなさい!僕としたことが・・・
今回のお客様はほとんどの人がデジタルカメラ持参だったので、
いろんな被写体を探してゲットしていた。今度皆さんの作品見せてくださいね。



なんと!お昼の弁当が用意してあるではないか!それも8人なのに10個
んんんん???おれ頼んだんだっけ。「さすが女将さん気が利くなあ」
スタッフ分もなんだと思いながら食べ終わろうとしたときだ。
後ろで電話していた女将さんが大声で叫んでいる。「ええっウソ!!」なんかいやな予感・・・
そうなんです!ほかのチームの弁当を食べてしまっていたのです。
食べられなかったほかにチームのお客様ごめんなさい。でもおいしかった。
これが、『グリート弁当パクリ事件』でした。



3本目
は、嘉比島の横にある『ブツブツサンゴ』
潜水時間14:54〜15:38 最大水深14.6m 水温28.1℃ 透明度25m
ここも癒しのポイント、大きな群生コモンシコロサンゴが有り、
それに群れている小魚が見もの。
カクレクマノミ、ハマクマノミ、ハナビラクマノミも見られます。
ゆっくり潜ると楽しいですよ!
カメラ派のお客様たちカクレクマノミにたかって撮っていました。



港に帰るとまだ日が高いので
スキンダイビングをしようという事になったので古座間味ビーチ
さあ!これまでダイビングの話すらついていけなかった「ゆうかちゃん」の体験ダイビング
約束だったので楽しんでもらいました
。身体の小さいゆうかちゃんは、タンクを背負えそうに無いので僕が抱え
オクトパスを咥えさせて体験することにしました。
結構簡単に潜っていけたので安心していたら、
耳抜きがうまくいかなかったらしく可愛そうな事をしてしまいました。
でも彼女の記憶力はすばらしく見た魚を記憶していて、
ログ付けの時にはほとんどの魚の特徴を覚えていました。
すごい!!ダイバーになる日も近いかな?!
みんなはスキンダイビングで楽しんでいました



さあ!後は
ナイトダイビング、ビーチナイトでまりえちゃんのアドバンス講習
みんなのビールを飲みながらの(いってらっしゃい)の声に励まされ
二人で薄暗くなった
古座間味ビーチ
さあ!始めてみる夜の海緊張と期待でどきどきのまりえちゃん
言った言葉が「はらへった」だって!!
サーフエントリーしてライトを付けると昼間居たたくさんの魚が見えないもう寝ているのです。
岩の隙間を見ると大きな ほら貝"デカ"モンダルマカレイやオイランヨウジウオ、
お休み中のアオブダイを見て無事終了!
上がると片付けるより先にお腹のすいたまりえちゃんなんか食べさせてだって!
腹いっぱい食べてね!

夜は、宮崎から持参の地鶏の炭火焼を食べて泡盛を飲むオリオンビールがうまい!
「ワイワイガヤガヤ」あっという間に夜が更けていきました。

10月12日


あさ〜〜っ
今日もいい天気がんがん潜るぞ!
で年寄りは早く目が覚めたので歩いて展望台に行って来ました
坂道の為歩いていくにはちょっと遠過ぎたかなあ!座間味の集落が見渡せます。
さあ今日も3ダイブ予定
食欲旺盛なまりえちゃんと一緒だとついつい食べ過ぎるのは気のせいか



今日は昨日よりいい天気
青い空、青い海をボートが8名全員を乗せて進むスポットは
『安室チビ』
潜水時間9:30〜10:15 最大水深8.8m 水温28.2℃ 透明度35m

ここは、2m〜4mぐらいのテーブルサンゴやエダサンゴが群生している。
まったく荒れていない珊瑚を見ることが出来る ビギナーでも楽しめるスポットです。
そこで、ボートの上からのぞいていたゆうかちゃんにも体験ダイビングをしてもらった。
他のチームのダイバーと遭遇 みんな目が点!手を振っていただきました。
今日は耳抜きが出来たそうです。
これでみんなと潜ったことになりましたね!8人目のダイバー誕生でした。



タンクを入れ替えて阿嘉島の横にある
『佐久原』
潜水時間11:27〜12:14 最大水深22.6m 水温28.2℃ 透明度35m
地形派のスポット多数の巨岩が造るダイナミック!ウミウチワやイソバナが美しい
カスミチョウチョウウオやハナゴイもたくさん見られる。大砲や砲弾も有ります。



お昼は宿に帰って、沖縄そばとおにぎりとってもおいしくいただきました。
今日は他の人たちのお弁当は食べていませんよ!
あさぎの沖縄そばお薦めです。


さて今回のラストダイブは、
マクロ三昧をしようということで
『ガヒ前』
潜水時間15:22〜16:17 最大水深16.4m 水温28.2℃ 透明度25m
白い砂地にヤノダテハゼ、ヤシャハゼ、オニハゼなどが居る。
それに簡単によれるので写真を写す人たちには最高の被写体かも
浅瀬では、アカホシサンゴガニやパンダダルマハゼも見られた。
みんな満足してもらったかな!
今回は外海に出れなかったのが悔しいですが、
十分癒しの海を体感できました天気に恵まれたのが良かったですね!
次回は外洋に出て行きましょう



アフターダイブは、夕日を見に展望台へ水平線に沈む夕日は見れませんでしたが
ビールを飲みながらの夕暮れはいいものですよね
最後の夜はドンチャン騒ぎかと思えばみんなテレビに夢中!清君と友好を深めて
ゆっくり夜が更けていきました。



10月13日


クイーン座間味がいっぱいの為チャーター船で帰ることとなった。
みんなが送りに来てくれた。「また来るね」と言いながら座間味港を後にした。
快適とまではいえないが沖縄の海を満喫しながら船は那覇泊港へ。。。
さあ次はお買い物&食事!
国際通りへむかい、公設市場の2階で沖縄料理を満喫。
みんなそれぞれに土産を探し、早めに空港へ!
ここで堤さんとお別れです。「また一緒に行きましょうネ」
まだここで買い物をしている岡本親子。
言ったじゃないの「空港は高いから市場で買うのだぞ」・・・と!
買い忘れたか?!聞いてなかったなか?!

今回のツアーの間、宮崎は大荒れだったようですね。
ケラマも決して最高のコンデションとはいえなかったけれども、
いつもと違う場所、環境で過ごすということは、リフレッシュできますよね。
元気をもらってまた明日から頑張ろう・・・ってネ。

『あなたの清スタッフ皆さん』『あさぎの女将さんスタッフ皆さん』
お世話になりました。ありがとうございました。
清君お互い無理をせずにがんばりましょう。また遊びに行きます。

今回参加していただいた皆さん、次回の参加お待ちしております。

                     by ふくちゃん



去年のカケロマツアーに引き続き3人での参加の岡本さんファミリー
今年はまりえちゃんが、ダイバーデビューしました。
ゆうかちゃん、まりえちゃんのツアー記です。