パラオダイブツアー記2003.3.23〜29
地図
戦争、テロ・・・今回のパラオツアーはどうなるのか?!
出発前日になり、「28日帰りのグアム→福岡が欠航になった」との連絡に
「延泊出来ますか?」と尋ねた。
直前になって中止した人が多いんだなぁ。
参加者にどうするか尋ねると、みんな延泊で即OK!!
この日まで中止するかどうか悩んでいたのは僕だけだったみたいだ。
今回の参加者達の気持ちは、もうパラオに飛んでいたのであ〜る。


と言うわけで行ってきました。
ダイバーズ天国パ・ラ・オ!!
空
3/23
 出発

今回の参加者は、パラオ2回目の高橋さん、 ひばり野さん、ツアーは2回目の真早流先生、町元さん、
遺言まで書いて参加の加瀬田さんそれと僕ふくちゃんです。
世間の声に耳栓をしての出発となりました。
宮崎空港を8:00に出発して、福岡、グアムを経由してパラオ到着は21:00。
みんな元気、元気!!楽しいツアーになりますように・・・
グリートチーメム+1

スポートのマネージャー花木さんの迎へで、東大阪から来られた伊東さんとグリートチームは今日の宿泊先ウエストプラザホテルへ。
ここで彼の運命(なぜかグリートダイバーズの一員となる)が・・・変わったのであった。

「明日からのダイビングに備えて、ホテルについたらゆっくり休んでくださ〜〜い」
ところが、持参の焼酎で宴会が始まってしまいました。
ふくちゃんはお先に失礼してお休みさせて頂きます。
スポート号
3/24 7:15パラオスポート号目指して出発

パラオ水上暴走族だ!なんという早さだろうあっという間にスポート号到着。
ブリーフィングを聞きながら朝食。
 
1本目 ブルーホール記念すべき1本目のDIVはなんと『ブルーホール』
みんな不安のチェックダイブ。バディを誰にするか大騒ぎ・・・大丈夫なのか?!
3チームに分かれてエントリー。
グリートチームに2人の女性と東大阪の伊東さん(あっグリートチームだった)が加わった。
テンダーボートに乗り込みアンカーの所へ。
さあ、ワクワク、ドキドキの初エントリーだ。

ガイドはKOJI君アシスタントはTAROくん
ウエイトの調節がうまくいってない人が・・・あーあードタバタやってるぞ−

ウコンハネガイ
なぁ−んて思っていたら、他のお客様がなんだかパニック状態で
僕に助けを求めてくるではないか。
アシスタントは足りないウエイトを取りにいってるし、
ガイドはチェックダイブをしてるし・・・ついついイントラしてしまいました。
そのお客様が落ち着いた頃には、チェックダイブも終わっていた。
僕のペアだった真早流先生はどうしたのだろうか?



ブルーホールいよいよホールへ
大小4つ空いている穴の1つから潜降して、15メートルくらいから天井を
見上げると光のシャワーがさしこみ神々しいばかりだ。
水深25メートルのところで1つにつながり外洋側をみると何か神秘的である。
フチドリハナダイ、ウコンハネガイ、カッポレ、ミナミハタなどが見られた。
スペシャルタンクの真早流先生(エアの消費が早いため大きいタンクを背負わされている)も
出発前は心配していたけど楽しんで頂けたようでした。
一安心   
 
エキジット後みんなが「真早流先生はチェックダイブしてないよ!」ブーブー言っている。
「では次にもう一回チェックダイブみんなでしましょう。」の一言に・・・イヤ〜〜〜
 
2本目 『ゲメリスコーラルガーデン』に13:00エントリー
ゲメリス島は、第1回のサバイバーがあったところで、流れも無くゆっくり潜れた。
エントリーも潜降もラクラクだ。
マクロものも豊富で、クロユリハゼ、ハタタテハゼ、ツバメウオの群れも出て
癒されるダイビングとなった。
 
 
3本目 ナポレオン『ブルーコーナー』に16:00エントリー
外洋に向かって突き出した三角形のリーフで、流れがあり魚たちのえさ(プランクトン)が集まる所らしい。
中・小の魚たちがプランクトンを求めて集まり、またその魚たちを求めて大物の魚が集まってくる。
グレイリーフシャーク、ナポレオンなども現れワクワクドキドキのダイビングでした。

スポートへもどりシャワーの後はディナータイム。チリンチリンの鐘の合図にみんな笑顔なのでありました。
夜は撮影したビデオ、デジカメを見ながらゆっくりとふけてゆく・・・明日も6:00起床だ〜
オヤスミナサイ
3/25 3日目 
一番張りきっているのは真早流先生。ウェットに着替えて準備運動しているではないか。スゴイゾ〜
リタイアする人は誰もいないようだ。
1本目 オオメカマスブルーコーナー』に7:00エントリー
このブリーフィングでガイドが「真早流先生、サメが沢山でて来ますよ。」というと
真早流先生が「サメが出たらどうすればいいんですか?」と質問
ガイド「逃げないと危険ですよ」などと冗談混じりに話していた。
ギンガメアジの群れエントリーするとフレンドリーなナポレオンの出迎え
リーフエッジにつかまり見ているとグレイリーフシャーク、ロウニンアジ、アオウミガメがウヨウヨ。
ギンガメアジ、オオメカマス、ブラッフィンバラクーダ-などなど、

朝1番のブルーコーナーは誰も入ってないので魚も多いし散ってないので見ごたえ充分!! 最高!!
と、ガイドのTAROくん何か書いている。んんん
何と真早流先生に、「先生、サメです。逃げてください。」のボードを見せている。
すると先生挙動不審に。ガイドのタロくんは笑いっぱなし。
船に上がってからはその話でもちきり、船の上ではみんなで笑いっぱなし。
楽しいダイビングをありがとう。
スポートに帰ると本日からご乗船のお客様が合流していた。
スポートは毎日お客様が入れ替わり、ダイビングは8:00、10:00、13:00、16:00の4本(ナイトダイビングのある日は5本)できます
 
2本目 グレイリーフシャーク『ジャーマンチャネル』 でマンタウォッチング
マンタがクリーニングにやってくる所で、固定アンカー沿いに潜降していくと、
他のチームがチェックダイブ中
グリートチームは深く行こうとしていたら、な、なんじゃあれは・・・
左側からグレイリーフシャークを引き連れ、マンタがやってくる。
まだガイドも気づいていない。 数秒後ガイドが気づきタンクを鳴らして(タンクバンカーを3回マ・ン・タ)
みんなに知らせる。
みんな一斉に、「ウオ-」と大歓声をあげた
中にはマンタ踊りまでする人も出る始末だ。
マンタ
ジャーマンチャネルは、マンタが出なくても遊べます
例えば、「血吸うたるで〜」のクダゴンベ3匹リングアイジョーフィッシュ、ジョーフィッシュ
ネジリンボウ、ヒレナガネジリンボウ、ヤノダテハゼ、カニハゼ、ガーデンイールなど、マクロ物もウジャウジャ
僕にとっては楽しいポイントの1つ。1ダイブで2度おいしいポイント
3本目 ナポレオン『ニュードロップオフ』
このポイントはブルーコーナーを少し小さくしたイメージを持ってもらったらいいと思う。魚の群れはコーナーより多いときもありコーナーより好きと言う人も要るぐらいです。
グレイリーフシャーク、ナポレオン、バラクーダの群れやカスミチョウチョウウオ、ノコギリダイ、ウメイロモドキの群れも見もの!今日は透明度も流れもビュンビュンGOOD
やっぱりパラオ最高!!おっとみんなはギャグ飛ばしているけど笑わせていただきます。
4本目 安全停止またまた『ブルーコーナー』
ダイバーがエントリーすると直ぐに擦り擦りしてくるナポレオン!
釣られ損ねた?
釣り針を口に引っ掛けたグレイリーフシャーク、なんか痛そう。
夕方良く見られるクロヒラアジなどを見た。

※ふくちゃん一口メモ
さて、ダイビングの後は5M3分間の安全停止が必要なのですが
最近の研究では5M10分間ぐらいは停止していたほうがいいとの研究も・・・・


安全停止には、ウエイトの調整とBCのエアー抜きが出来ないと直ぐ水面に浮いてしまう
愉快な仲間たちがこのおいしいギャグを笑いに変えないわけがない
真早流さん、加瀬田さん、さすがに見せてくれます。
下から引っ張られたり、上から押さえつけられたりと、ガイド泣かせの安全停止
皆さん、笑い過ぎで海水が入ってくるんですよ!「このマスク顔に合わない」なんていわないで下さい。
スポート号でご一緒した人たち
今日の夜は、シップショップの日(スポートのお土産の紹介)
それと、記念日の人がいるとみんなでケーキを食べながらお祝いをする日でもある
今日は200本記念の由香さん、ケーキゴチになりやす「おめでとう」
今日も、軽く呑んでお休みなさい・・・・
おい誰だビール本数競争しているやつは・・・・・正正正
3/26  6:00起床いつもこんな時間に起きた事なんてない!!
1本目 ヘルフリッチ本日1本目7:00またまた誰もいない『ブルーコーナー』にエントリー
おっと!今日は昨日と潮の流れが違うじゃないか上げ潮だ!へへへ もしかして?
上げ潮の時は、マクロも見られる 得にマクロ穴に入れるのが楽しみ
ハゼが好きな人にはたまらないかもしれない アケボノハゼ、シコンハタタテハゼ(ヘルフリッチ)
ニチリンダテハゼが、一緒に見られる。もうたまりません
いるいる、手前にニチリンダテハゼ、その横にアケボノハゼ、奥に2匹のシコンハタタテハゼ(ヘルフリッチ)
ほらほらめったに見られないハゼなんだから良く見ておいてよ!
たぶん後で何を見ていたのですか?なんていわれしそうないやな予感。

やっぱり予想どうり「なんだったんですか?」って聞かれちゃいました。
2本目 マンタ朝食を食べたら今日2本目
『ジャーマンチャネル』に10:00エントリー  マンタマンタ様です
エントリーしてマンタ待ちの根の付近で大騒ぎしているグループがマンタウオッチングしている。
すると仲良し?マンタが僕らのほうに向かってやってくるじゃありませんか
僕らの上でホバーリングをしています。あまりにも近すぎてデジカメのフレームに入りきれやしない。 
なんてこったい!もう全員パニック
マンタ踊りやガッポーズ末には、手を合わせて拝んでいる人まで!
水中で大声出しているやつまでいるではありませんか
またマスクの中に水が入ってくるぞ!!
3本目 ニチリンダテハゼ昼ご飯を食べて
13:00『ビッグドロップオフ』
マクロ物が多いのもココ
それと有名なのは大きな鎖に鉄球がついたアンカーらしきもの?
この付近では、スミレナガハナダイ、アオマスク、ニチリンダテハゼ、ヤマブキスズメダイ、
ウミウシまで見られるソフトコーラルのきれいなポイント
日焼けタイムあがるといつもおいしいクッキーなどのおやつが出る
さっき昼ごはん食べたのにまたお腹に入る 食べすぎだっちゅうねん
またツアー太りになるぞ〜

日焼けもしたいし・・・でも後が大変そうデス
ひんやりとした部屋でのお昼ねTIME、
みんながダイビングの用意をしているのにまだ夢の中の人もいたりして・・・
ネッ!
4本目 16:00 『タートルコーブ』
ココは地形もフィッシュウオッチングも楽しめる
リーフの上ではモンツキカエルウオ、リーフに空いた縦穴から入って行くとドロップ
沿いに進むとスミレナガハナダイ、ニチリンダテハゼ、アオマスクなども多く見られる
モンツキカエルウオの顔を見るとなんか笑えるかわいいですよ!
5本目
ナイト
釣りさて今日は、ナイトダイビングの日 5本目 『ジャーマンリーフ』
ナイトダイビングはもういいかと思っていたら冷たい視線を感じ潜ることに
ああビールが呑みたかった!
ブリーフィングをしていると何やら騒がしいさっき釣りをしていたほうに行ってみると
クルーが魚と格闘しているではないか
もうブリーフィング所じゃない数分すると80cmほどのキハダマグロが見えてきた
やったぜ!刺身だ!するとガイドの冗談かキハダマグロの心臓を取り出しパクリ「これがうまい!」
口の回りを真っ赤にして!おまえ吸血鬼か!!?
水中はというと
エビ、カニ、ブダイ、キサンゴ、などナイトの面白さを満喫最後には全員
水中ライトを消して夜光虫ショー浮上すると満天の星
だからやめられまへんナイトダイビング ああビールが飲みてー
3/27 ダイビング最終日
ここで東大阪の伊東さんとお別れ、帰る彼を船上で見送り残りのグリートチームはダイビング最後の日を楽しんだ。
1本目 diverdiver朝食前の1ダイブ  やっぱり朝一は『ブルーコーナー』
誰も潜っていないので群れが崩れていません!それと朝食をとる魚たちに出会えるのもいいですね!
たぶんこのへんになると疲れも出てくるがなれたもので用意も早くなってブリーフィングもないし水中でも中性浮力、安全停止らくらくかと思いきや・・・・
やってくれるね!思いっきり  
いゃあ〜最高! ガイドのTARO君ごめんなさいね
2本目 ブルーホールミナミハタ
今日到着のお客様シニアダイバー3名を加え『ブルーホール』でチェックダイブ!
その後、光のファンタジーへ
壁で光る貝ウコンハネガイ、天井に張り付くミナミハタ
ホールの中は多くのダイバーで賑わっていた、リーフの上から降りてくるダイバーを見ているとパラシュートで降りてくるように見えてなんか錯覚を起こしそう
あっという間に1ダイブを終えた
3本目 『ジャーマンチャネル』
またマンタが見られる。 しかし今回は伝説の女になりつつある人がいた。
実は、パラオ5回目でまだマンタを見ていないとのこと
さあ、マンタのお祈りが強いか伝説の女か!
ああ、いやな雰囲気でも僕はマクロでがんばろう!
やっぱりこのダイビングではマンタは出てこなかった。
いゃあまいった、さすが伝説の人(でも後日彼女からメールが届いてあの後マンタが見れたそうです。
伝説になりそこなったらしいです・・・・
良いのか悪いのか
4本目 最後のダイビング
さあ!今回のツアーのパラオラストダイブ
締めは当然『ブルーコーナー』
エントリーすると流れがありいい状態だぞ!
するとスポートの2つのチームが水中でクロスしてしまった
今日合流した2名が違うチームについていってしまった。
ガイドのTARO君は動けそうにないしアシスタントも遠い一番近い僕が行くか
お客さんのフィンを引っ張りTARO君チームに戻す。
いゃあ〜疲れた!さすがグリートチームはこんな人はいないだろうと後ろを振り返ると
真草流先生が腕組みをしながら他のチームについて行こうとしているではないですか
おおい  「せんせい」 TARO君も叫んでいたに違いない
当然僕も叫んだが
最後まで笑わせてくれる。
でも一番楽しんでいたのは先生とガイドのTARO君だったのかも

さあ!今回は、あっという間の16ダイブでしたがそれぞれが楽しんでいたようです。
パラオの海ありがとう。TARO君、KOJI君をはじめスポートのスタッフの皆さんありがとうございました。
また来年もいけたらいいなあ
夜は、船の後ろに集まり魚釣り大会も始まり夜遅くまでスポート生活をみんなで楽しんだ
3/28 最終日オプショナルツアーの日

今日船を下りるのは12名みんなで打ち上げをしょうとトローリングチーム3名に刺身を頼み残りの9名でシーカヤックを楽しんだ
最初は、全員ミルキーウエイで美白タイム
泥のパックですべすべお肌に
でもこの人誰???きもちわるう
その後シーカヤックだ
ペア選びでも大騒ぎ
どろパック? シーカヤック シーカヤック
スノーケリングひばりのさん&町元さんペア 
高橋さん&ともちゃんペア(ちょっと怪しいペア)
あっちゃん&ゆかちゃんペア
そしてみんなの希望で漫才コンビ!?真草流先生&かせださんペア
あっちへゴツンこっちへゴツンまっすぐ走れっちゅうの。
ホントココでも大騒ぎ!
お昼はガルメアス島にあがってお弁当を食べた
ガルメアス島の前にはあのパラオ親善大使(アントニオ猪木さんがもらった島)
猪木アイランドがある。
ガルメアスビーチでは水深1mもないところにギンガハゼのコロニーがある凄いまたパラオの奥の深さを見せられてしまった。

ふくちゃんワンポイントアドバイス
パラオの日差しは日本の7倍ぐらいもあるとか何も着ないで外に10分ぐらい立っているだけで真っ赤になる日焼け止めはもちろんこまめに塗り日焼けがいやな人にはロングスリーブのラッシュガード&パンツ&帽子があると完璧


打ち上げさてみんなでパラオの自然を楽しんだ後は打ち上げ
ホテルへ帰って
グルメ&ショッピング
12名全員で出かけるいつのまにか6名のグリートチームは12名になっていたのだ!??
さあ楽しい打ち上げ
ドラゴン亭へ
実は、別動隊トローリングチームが念願のカツオ、キハダマグロ、シーラを釣り上げて来てくれたのだ
いやあ盛り上がりますいただきまあス(うまあい)
ここでも大騒ぎはおさまりません
なんとあの一緒に泳いでいたナポレオンを注文それにフルーツコウモリも
写真を撮る前に12名のダイバーの胃袋にビール、焼酎、料理が消えていく
TARO君、花木さんを加えあっという間に時間が過ぎていた
お腹もよじれるぐらい笑って呑んだ後の酔っ払い軍団は、空港へ
真早流先生ハイテンションのまま機内へその後はみんなグッタリお休みなさい
気が付いたら帰ってきていたという感じです。
もう笑いっぱなしのツアーでした また来年も行きましょう
他のツアーにも参加してくださいね!







これからダイビングをはじめようと思っている人
もうダイビングを楽しんでいる人
ブランクがあって一緒に行く人がいない人
全国どこからでも参加できます。
ちょっと見てみたいという人にはビデオも撮ってきたので見にきてください
最後に
お世話になった皆様、このツアーに行けて楽しんでこれたことに感謝します
またお会いしましょう
                      ツアー記   ふくちゃん
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