奄美大島
グリートダイバイーズ恒例のカメラモニターツアーが10/6〜10/9に奄美大島で開催されました。
「カメラがほしいどんなカメラがいいの?買う前に使ってみたい!!」
こんなお客様のご要望にお答えするためのツアーです。
これからも開催されるので、お問い合わせ下さい。

今回使用されたカメラ:
シーアンドシー社製 NX100(PRO),NMU-EX,MX-5

では、旅行記をどうぞ

10月6日 天気 くもり

M7:00 お店に集合したお客様と私は一路鹿児島空港へ

ANK10:25発奄美行きの飛行機の中です。グレーの空で何も見えません。
飛び立ってから飛行機揺れっぱなし。
機内にアナウンスが流れる「少々揺れますが飛行には問題ありません」・・・
でも、うっ〜〜気持ちわるぅ〜〜
・・・と思っている間に奄美大島到着。55分のフライトでした。

奄美は今日も雨だった・・・ん・・・ん・・・どこかで聞いたような。。
他のダイバーも大勢到着。東京便らしい。
やっぱりダイビングメッカ奄美! でも絶対この中に雨男・雨女がいるはず・・・
奄美大島
目的地はレンタカーで2時間弱、またそこから水上タクシーで15分、奄美南部カケロマ島諸数のダイビングショップ「RIKI」に やっと到着。(PM3:00)
何故か遠くに来たという気持ちはなく、故郷へ久しぶりに帰ってきたような気がするところです。

む間もなく1DIV目。

ショップからポイントまでボートで10分。ちょっと風は強かったけど、船に弱い人でも大丈夫です。
ポイント嘉鉄の東、透明度20m、水温25.5℃
さすがにみんな1本目は緊張しているようです。
ここはホワイトサウンドの中に小さい根が点在するポイントです。
その根の一つには、ケラマハナダイ(ここのケラマハナダイは大きい)
ハナヒゲウツボ、ミヤケテグリ、オドリハゼ、オニダルマオコゼ等、沢山の魚が見られます。水深も浅いのでフィッシュウォッチング最適!私たちも60分のダイブタイムでした。

※ワンポイントアドバイス

奄美の主要ポイントは、アンカーブイが打ってあるため、耳抜きし難い人は潜降ラインをつかんでいい。 砂地では中性浮力をしっかりとって!
根にはマクロものが沢山いるので、目をこらして見てみよう!新発見があるかも!!
この時期、風邪が強い時は船上で着れるウィンドコートも用意しましょう。

里の曙
さとうきびから作った黒糖を原料とした焼酎で、奄美群島のみで製造されている。 奄美地方のサンゴ礁が生み出す水から作り出された生命の水は、クセもそれほどなくサラリとして飲みやすい。 一説によると、アルコールの分解がスムーズに行われ、二日酔いしにくいとか(?)



あ、奄美初めての夕食タイム♪

今日は雨なのにバーベキューだぞ〜〜\(^o^)/
さざえ、エビ、しいたけ・・・何でもアリ 宮崎産地鶏(もも焼)もちゃっかり持参してます! 美味かったなぁ〜〜
何と言っても黒糖酒「里の曙」がうま〜〜い! 飲みすぎに注意してね♪
明日は晴れるといいな〜〜



10月7日 天気 雨

:00起床

オッハー♪・・・ん?今日も雨です・・・雨なんです(ToT)
10:00出発。ポイントは蘇刈のエビ穴、透明度15m、水温26℃
このポイントは穴の中を通り抜けるポイント。水深15mのところから入り、迷路の中を進むとアオギハギ、アカマツカサ、 クレナイニセスズメ、カノコイセエビ、スミレヤッコ等が見られる。

※ワンポイントアドバイス

このポイントは穴に入るので、できれば大きなライトが必要。
迷路になっているため、他のショップが入ってきた時は混雑する。他のショップに付いていかないようにね♪



ショップに帰って昼食
午後は14:00出発。

ダイビング DIV目。ポイント黒崎西。天気は雨、雷で前も良く見えない状態。透明度25〜30m、水温25℃

このポイントは、水深8mくらいのところにアンカーブイが打ってあり、なだらかに20〜25mへと落ち込んでいる。
水中は光りがなく暗いが・・・壁沿いに潜降すると、ムレヤギの群生が現れる。
流れていたのでポリプが満開で、まるで花満開といったカンジ。
23mの所に大きい「うみうちわ」の2mぐらいのがあり、
ちょっと離れて見るとハート型をしている。 その先にお目当てのホタテツノハゼがいるはず・・・
でも姿は見えず残念 ・・・やっぱり暗いと見つけにくいですねぇ


※ワンポイントアドバイス

ここは「うみうちわ」があるところなので、潮通しがいい。 それにホタテツノハゼ、ヤシヤハゼ等のハゼ系は上からのぞくと出てこないので、ほふく前進あるのみ!!
浮上は安全停止も忘れずに・・・



方になると、雨、雷が激しくなり、ナ・なんと奄美北部に

大雨洪水警報が出てしまった。
何十年に一度の大雨だ・・
道路は川になり崖は崩れ、とうとう孤立してしまった(?)
でも大酒飲みの私たち。ビール、焼酎でカンパ〜イ♪
明日は晴れるぞぉ〜〜(???)
おやすみなさ〜い♪



10月8日 天気 晴れ時々くもり時々雨・・・(でもほとんど晴れでした)

からいい天気!昨日までの寒さがウソみた〜〜い!

次のポイントは安脚場西。透明度12〜15m、水温25℃
ダイビングここもブイが打ってあるポイントで、ブイ沿いに潜降すると砂地になっている。
北西に進むと地位さなアーチ、それを抜けると大きなサンゴの根などが点在している。 ここではツバメウオ、アカククリ、レンテンヤッコ、ハナビラクマノミ等が見られる。


ここまで来ると、みんなリラックスしてダイビングを楽しんでいる様子。
写真の仕上がりが楽しみだぁ〜〜
浮上後はボートコートもいらないくらい暖かい。
いい気候だ・・・


ンチタイム

ランチタイムはショップへ帰るのですが、何と断水! その後停電までトイレも水が流せない、道路も崖崩れ。
島の生活は大変だなぁ〜〜と思いました。
実は昨夜の雨で給水パイプが破損。崖崩れで電柱が倒れたせいだったのです。
ホント、何十年に一回の大嵐に遭遇していたのです・・・
やっと修理も終わり、カナリ遅くなったのですが午後のダイビングへLet’s GO!


DIV目はアマミホール。

ショップのある所の裏側で、ポイントまで1時間もかかる加計呂麻を1周する長旅です。
出発時は晴れていた空がどんどん暗くなってくる…
雨までポツリポツリ。外洋に出ると海はうねる。 あ〜〜ちょっとキツイか・・・
でも今回のメンバーは「大丈夫」これぐらにの雨、風、波、雷には負けましぇ〜〜ん
16:00ポイント着。ブリーフィング。みんなのバグバクという心臓の音が聞こえてくるようだ。
次々にみんなエントリーしていった。水中に入ると透明度は15mぐらい。
大きい瀬を壁沿いに進むと大きな穴があいている。
みんなその穴へ吸い寄せられるように消えて行く。壁にはアカマツカサ等が群れている。
ここで残念だったのは、天気と時間帯が少々悪かったため、光のファンタジーが見られなかったこと。
ん〜〜〜残念。
浮上前に安全停止をしていると、ロウニンアジ、カツオがキビナゴを捕食しているシーンに出会った。 豪快な食事だぁ〜〜!
浮上後、空を見ると夕日がとっても美しい。

※ワンポイントアドバイス

ここは、下が35〜40m近くまで落ち込んでいるので、 中性浮力には注意してね♪

虹

ふと東の空を見ると、奇麗な虹が出ているではないか!!
うっとり見ていると「虹の上にもう一つ虹がかかっている」 とってもロマンチック〜〜(?)

ショップに帰り着くと、電気は復活していたものの、水が出ない〜〜
早速修理してOKだ。 何とかシャワーも出たぞ〜〜


ぁ今晩も大宴会だぞ〜〜

でた〜!!ゴシキエビの刺身だぁ〜〜!!
ゴシキエビ美味いね♪みんなにも食べさせたかったよぉ〜
だって口の中がとろけそうになるんだもの・・・
また黒糖酒が飲めるぞ〜〜カンパーイ!!
「なんか・・・今回・・・いつも・・・飲んでばっかみたい・・・」 と誰かの独り言
ゴシキエビ


夜も更ける外に出ると月も夜空も美しい
これぞ南の島・・・だぞ〜〜!

10月9日 天気 快晴 

日は帰る日なので、早朝ダイビングだぞ〜〜!!

「みんな起きろ〜!!」と起こしに行ったら、もうみんなダイビングの準備をしていました。 オレが一番遅かったぁ〜〜(汗)

今日で最後。ポイントは安脚場東透明度15m水温25℃。
最大12m、平均でも10mくらい。
このポイントは浅い。砂地にブイが打ってあり、サンゴがとっても元気なところです。
カクレクマノミ、ハナビラクマノミもここで見れます。 みんな楽しんでいました。 ゆっくりのんびりできるポイントです。
最後のダイビングは大満足の一本でした!!

回お世話になったお店は、「ダイビングショップRIKI」

現在はRIKIさんと奥さん、それに一人息子のカンタ君と3人で暮らしています。 施設も新しいし奇麗です。
店の前にボートも付くし、何と言っても食事が美味しかったです(←これは大切です!)
天気が良ければ加計呂麻の裏、外洋へお弁当を持ってダイビングに出かけるとのこと。RIKI
フォト派ダイバーにはワイドもマクロも楽しめるお店です。
皆さんも是非一度行ってみて下さいね。
詳しいことはRIKIのHPをご覧下さい。
RIKI




美のお薦め料理は「鶏飯(けいはん)」

奄美の郷土料理と言えば「鶏飯(けいはん)」。古くは薩摩の役人をもてなした笠利地方のご馳走だったそうです。
ご飯、鶏スープ、そして具。具は店によって微妙に違いますが、@鶏のささみを引き裂いたものA錦糸卵、Bパパイヤの漬け物、C紅生姜、D椎茸の煮た物、Eタンカンの皮、G万能ネギ、など・・・
美味しい食べ方をご紹介しま〜す

@これが「鶏飯」。ご飯と具と鶏スープが別々に出てくるのだAまずご飯をよそう。次に具を乗せてスープをかけるので、ご飯はやや少な目がいい。
B具はおかわりのことを考えて、2〜3等分にわけて乗せる。ご飯のおかわりは店によってできる場合もあるが、具はたいていおかわりできないのだ。Cスープは好みで注ぐ。お茶漬けのように注いで食べても美味いっ!!

回のツアーに参加された皆さんです。

お疲れ様でした〜

参加された皆さん
左から・・・ 八木さん、RIKIさんの奥さんと息子さん、高橋さん、瀬戸口さん、 南園さん、福田、堤さん


参加された方々からのコメントです。
高橋さん・・・天気は、いまいちでしたが、のんびり出来ました、写真が楽しみです。
八木さん・・・よかったんんん・・・初めての水中写真が楽しみです。
堤さん・・・・寒がりなので、やっぱり天気が良い方が・・・でも施設もきれいで過ごしやすかった。
瀬戸口さん・・初めての奄美、よかったです!五色エビ美味しかった・・・また行きたいな!
南園さん・・・2回目のカケロマでしたが、料理も美味しかったし最高です。水中もきれいですね。
福田・・・・・悪天候も、木目細かい心使い、美味しい料理、また行きたいですね。



皆さんも一度出かけて見ませんか、きっと探していた何かが見つかるかも・・・・
次回のツアーをお楽しみに
次回は、あなたも登場してください。お待ちしております。

(今回のツアーで撮影した水中写真は、フォトギャラリーのページにて近日公開予定です)





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